第4回子ども将棋教室を開催しました

開催を楽しみにしている子がたくさんいる子ども将棋教室。すっかり定着してきました。この日も「次の日予定があって、朝早いんだけど・・・」と言いつつも参加した子、「初めてなんですけど、よろしくお願いします」とやってきた子、「ぼく、少しは強くなったよ」とちょっぴり得意そうな顔の子、楽しい雰囲気の中で「よろしくお願いします」の元気なあいさつの後、指導対局スタートです。

いつもながら、対局後の丁寧な感想戦には子供たちも「勝ち」「負け」以上に内容の濃い収穫を得ているようで、熱心に解説を聞いています。

指導対局の後、今回は特に「囲い」についてみんなで勉強しました。「矢倉囲い」「美濃囲い」「穴熊囲い」。この3つの囲いの形とその崩し方を大盤の将棋盤を使って、駒の動きを一つ一つ確認しながら、理解を深めていきます。東先生は「攻めたり、守ったりしていくうえで、自分に何の駒が必要か。逆に、相手に何の駒を与えてはいけないか。そういうことを考えながら指してごらん。」と指導されます。「先を読む」ことの具体的な場面展開を盤上で追いかけながら、子どもたちも「なるほど」といった顔。夢中になり、真剣な様子は充実感につながっていきます。

次回は、11月に開催を予定しています。みんな、また来てね。

今回の宿題はこれ。5手詰め。解答は次回の将棋教室で。


 (前回の答え)問題はこちらから

①1一 角   ④3三 玉

②3二 玉   ⑤3一 金

③2二 金   以上 5手詰め