子ども将棋教室を開催しました

 11月19日、市内在住のアマチュア棋士、東克彦4段を招いて、子ども将棋教室を開催しました。

 平日の夜にもかかわらず、将棋好きの子どもたちがたくさん集まり(もちろん、ちゃんと宿題を済ませて 笑)、楽しく緊張感のある時間を過ごしました。

 まずは、東先生に「よろしくお願いします。」とあいさつをして、さっそく多面指しによる指導対局です。11人の子どもたち一人ひとりを相手に東先生は次々と指していかれます。「おっ、いい手だね。」「うん、それが正解。」子どもたちのやる気をうまく引き出す声掛けとともに、指導対局を進めていかれました。

 一通りの対局が終わり、子どもたちの力量がわかったところで、今度は将棋を有利に進めていくテクニックを教えてくださいました。「角は頭が弱いから、まず、頭を守れ。」「攻めも守りも基本は数で勝負。攻めたいところ、守りたいところに何枚利いているか考えてごらん。」「歩が3枚あったら、相手の守りを崩すことができるよ。ほら、こんなふうに。」などなど。大盤の将棋盤の前に立って、手筋を具体的に解説してくださいました。

 子どもたちも終始真剣な表情で一生懸命に学んでいました。将棋教室終了後、子どもたちは口々に「面白かった」「勉強になった」「また教えてもらいたい」と感想を語っていました。

 東先生、お忙しいところお出でくださりありがとうございました。


さて、東先生からの宿題です。

3手詰めの詰将棋。わかるかな?