講座001  生涯学習ってなぁに?

  左のイメージキャラクター、一体何かご存知ですか?  

 

 正解は生涯学習のイメージキャラクターでマナビィと言います。これは仮面ライダーの作者で有名な漫画家石ノ森章太郎さん(故)によるデザインで、生涯学習の「学び」(マナビ)とミツバチの英語の「bee」(ビー)を合わせ「マナビィ」と名付けられました。

では、マナビィが持っている「つぼ」の中身は何でしょう? ミツバチがモデルになっていることからハチミツに思えますが、実は「マナ」(コエンドロ=コリアンダー)という植物の実なのだそうです。かつてイスラエルの民がエジプトを脱出し、荒野を旅していたときに天から授かり、以後40年間このマナだけを食べて生き延びたと言い伝えられている食べ物です。

石ノ森章太郎さんは私たち「学び」は人々が生きていくうえで欠かせないものであるというメッセージを、に託されたのだと思います。

 

 「生涯学習」と言うと、なんだか堅苦しくて、難しそうな感じをもつ方もいらっしゃるかも知れませんが、こんなふうに気楽に考えてみてください。

 

 

一人ひとりが自由に、

自分でテーマを選び、

自分にあった手段・方法によって

年齢に関係なく生涯にわたり、

必要なことや興味関心のあることを、

必要なときに学ぶ‥‥

 

個人で、あるいは仲間とともに、

楽しく学びながら、

自分の考え方や生き方を変えるきっかけをつかむ。

それが、生涯学習の意義であり、面白さです。

 

 

 読書をしたり、講演会へ行ったり、演劇を鑑賞したり、スポーツをしたり、ボランティアをしたり、資格を取得したり…などなど。さらに、子どもが遊びの中で社会のルールを学んでいくことも生涯学習のひとつと言えるでしょう。

 

 われわれは生きていくうえで、すべてが昨日と同じということはありません。知らなかったことを、知る。わからなかったことが、わかる。できなかったことが、できるようになる。生涯を通じて、そんなワクワクした気持ちを感じ続けることができたとしたら、それはとても豊かな人生ではないでしょうか。

 

 「生涯学習」とは、たんに、「退職後に高齢者が行う学習」とか「趣味や習いごとのような公民館やカルチャーセンターなどで行われている活動」に参加することではありません。「あれっ?」と思ったことをちょっと調べてみる。「おもしろいな」と思ったことを続けてやってみる。自分が自分の意志でそんなことに取り組み、積み重ねていくこと。

 そうすれば何歳になっても新しい輝く自分になれると思うのです。ちょっと難しい言葉でいうと「自己実現」と言います。

 

 人生80年時代。輝き続けることのできる自分であり続けたいですね。

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